「新年の祈り」
A. 元旦の富士山
大晦日、佐藤順牧師先生とＫさん一家は、聖研キャンプの下見に出かけました。元旦の朝、牧師先生は、下見の場所（山中湖）から一人で富士山が見える絶景を求めてドライブをしました。コーヒーを買いに立ち寄ったコンビニの店員さんが、よくポスターや絵葉書にもなる有名な地点があると教えてくれて、元旦の富士山の写真を撮り、カメラマンの方々と親しく話ができて、楽しいひと時が与えられました。
いくら年が変わったところで、サタンに支配された人間の本性が変わる訳ではありません。人が新しくなれるのは、罪を悔い改め、イエス様により贖われ、神の子として取り扱って頂くようになったときです。イエス様を信じた時に、私たちの真の革新が始まるのです。
B.聖書より
「だから、言っておく。祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになる。」マルコによる福音書11:24
イエス様は、祈りについて、このように教えてくださいました。祈るとき、どのように問題が解決されるか分からなくても、神さまが必ず素晴らしいことを用意してくださっておられると確信し、期待するのです。勿論、全てが楽に解決するということではありません。困難を通して、神さまは私たちがより良い証人となることを望んでおられます。私たちはこの地上を、観光客のように楽に通り過ぎるのではなく、この地において、戦士なのです。
Ｃ.正しい祈り
下見に行った山中湖のキリスト教の施設では、順牧師先生とKさん家族が宿泊した際、新年の聖会が行なわれていました。そこで、昨年会社から独立し、神さまを第一としてお仕事を始められたKさんが証しを頼まれ、司会のアリ牧師先生が、Kさんのために次の順番でお祈りしてくだいました。
呼びかけ 神にできないことはない。
感謝 神からいただく才能の素晴らしさ。一人ひとりが生きるために必要な、道具と賜物をくださる。耐える力、多くの人たちを喜ばせる力が与えられていることを感謝。
願い 本人の中に、御心が益々広がり、明らかにされるように。健康と働きを祝してください。Ｋ氏の働きを通して、神の栄光が輝くように。あらゆる邪魔者から彼の心が守られるように。攻撃から守られるように。神の力によって前進できるように。
アリ先生の祈りは、１．神を求め、２．自己を見つめ直し、３．自分の内面における神の御業を再確認し、４．自分の意志をキリストに譲り、５．素晴らしい結末を予期しています。そして、６．感謝を持って喜んでいます。
Ｄ. 結び
感謝を持って、御心を求めるために正しく祈りましょう。その時、抑圧から解放され、恐れは信仰に、不安は平安に、憂うつは希望に、不幸は喜びに、自己中心は健全な自尊心へ、そして、恥は栄光へと変えられるのです。
2010年新年礼拝より